取り組んだ問題の説明
私たちの班は、「顎とリュックでカップを挟んで電車に乗っている人」に対してカップホルダーを作ることにしました。
この人の詳細についてはayana-7の観察課題をチェック！
みんなで一つの物を作ることも考えましたが、各々作りたいデザインが少し違ったのでそれぞれで作ることにしました。
私はayana-7と共同制作！
完成品
完成したカップホルダーがこちら！
見た目の通り「手型のカップホルダー」です！
カップホルダーを作るにしても普通の形は何かピンとこない、、、
みんなで書いた付箋の中から二つ印象的なものが、、
- 義手に代わるものをつける
- どうやったら手を増やせるか
ということで「手型のカップホルダー」を作ることになりました。
プロトタイピング
手型のホルダーどうやって作ろう？
とりあえず紙で作ってみよう！
ということでこちら
(右の画像：床が写っていて恥ずかしかったので加工しました)
画用紙で作ってみました。
関節部分を切って曲がるようにした指を5本と手の甲をそれぞれ作ってくっつけました。
指の中には針金が入っていて曲がったところで固定できます。
これを基に3Dプリンターを使って作ることにしました。
制作プロセス
まず形が複雑な手の甲をFusion360を使って設計できるか挑戦しました。
指の設計はayana-7にお願いしました！
なんとなく滑らかでそれっぽい形になりました。
丸を綺麗に描くために円の画像を入れたくて、画像挿入の方法を同じ班のたねたろーさんに教わりました。
(スケッチめっちゃ大変だった、、！)
親指の穴が向き的に塞がってしまうと悩んでいたとき、
親指は手の甲と一緒にしちゃえば？と同じ班の あみくらさんがアドバイスをくれたので合体しています。
そして出来上がったものがこちら。
お試しなので時間がかからないように小さくしています。
いい感じに出来ていそうだけれど、何かおかしい、、
穴の数が5個になっていました。。。
まだお試しだし、最終的に直せば大丈夫！
このまま穴の数だけ直してもう一度作る予定だったのですが、
別の日に別の授業の課題をやっているときに、もっとスケッチを楽にできないかふと考えていました。
そして思い出した「回転」！！
別の授業の課題を放置して再デザインしてみました。
赤線のところに回転を使っています。
指も回転使った方が良いと思って作っちゃいました。
ayana-7にも見せて「いいじゃん！」と言っていただいたのでいざプリント！
トータル約13時間！長い、、
そして出来上がった段階の写真撮り忘れました。。
更に問題発生
一部の関節の穴が塞がっている！！！
短めの関節は上手くいっていたのですが、長めの関節は90度の部分がサポートで埋まってしまったという感じです。
穴にはワイヤーを通したいので空いてもらわないと困る。。
ということで強行突破です。
棒やすりとペンチでひたすら削る！！
これがめちゃくちゃ大変。
別の班で何も関係ないミクモがずっと手伝ってくれました。本当に感謝です。
(穴あけ中の様子はファブラボ公式Facebookで少し見れます。トッポギ。。)
しかし悲しいことにどれだけ頑張ってもワイヤーが通るほどの穴は開かず、
結局半分の長さでプリントして２つくっつけようということになりました。
なんともシュールですね。
穴もちゃんと空いているのであとはワイヤーを通すだけ。
ワイヤー通して接着剤で固定しました。
(実は、先ほどの短い関節くっつけたら指長くね？ってことで単体で使うことになりました。)
指は柔軟性があって動きます。
接着剤の固定も時間かかってくっつかないんじゃないかと思ったけど何とかくっついて、
やっと形になってきました。。
あとはこれをどうリュックに付けるか。
薄々思っていたけれど、ここが一番問題な気がする。
カップの重さにも負けず、リュックのショルダー部分につけられるもの、、
大分無理やりな気がするけれど、こうなりました。
安全ピンはayana-7が発案です！
付けたのは自分なのでayana-7ならもっと良い付け方できたかも、笑
私は最初ヘアピンを付けようとしていたのですが上手くいきませんでした！
実際にリュックに付けてみると、
結構いい感じ！！
(水入り)カップの重さにも耐えられて、角度もほぼ水平です！
まだまだ改善点はあるものの何とか形になっている気がします！
今回の課題本当に大変で、一緒に考えてくれたayana-7、かりんちゃん、
アドバイスをくれたあみくらくん、たねたろーくん、
関係ないのに手伝ってくれたミクモや他のみんなの力が無ければできませんでした。
感謝です！
大変だったけれど、ayana-7と一緒に相談しながら作れたのはすごく楽しかった！
改善点
- リュックと繋げる方法(安全ピンのところ)
- 手の甲の軽量化、無駄な部分を省きたい